■株式会社東洋大学ファシリティーズについて
当社は、2010年(平成22年2月)に学校法人東洋大学の完全子会社として創設されました。以来、学校法人東洋大学の施設管理を一括受注し、各キャンパスの警備・清掃・設備管理等の業務を行っています。
■会社理念
会社はそれぞれ果たすべき使命があるために社会に存在しています。そして、自ら使命・機能を果たして社会に貢献することが「会社の存在意義」であると考えています。
当社の使命(機能、お役立ちの方向性)を具体的に「会社理念」として明定しました。
(株)東洋大学ファシリティーズの会社理念 |
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1) 伝統とは、革新の連続である。学校法人東洋大学グループの一員として、常に3つの革新―品質の革新、安全と環境の革新、コストの革新―を行い、伝統を未来につなぐ大学の持続的発展と社会に貢献する。 2) 学校法人東洋大学・学校等の教育研究環境の整備に関する業務の合理化・効率化に寄与する。 3) 学校法人東洋大学・学校等の使命を共有し、誠意、創意、努力をもって、幼児・児童・ 生徒・学生・父母・教職員・卒業生・地域社会のニーズに応え、質の高いサービスの 提供と支援に全力を尽くすものとする。 |
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■社長メッセージ
生成AIが登場して様々な場面で活用されています。施設管理業務での利用はまだ芳しい状況ではありません。施設管理業務は人の頭脳、五感、手足に頼る部分が多く、頭脳については生成AIの得意とするところでしょうが、五感や手足についてはセンサーやロボットのような人間並みの能力を持つ道具の開発を待つ必要があります。生成AI開発会社の中にはロボット開発にも着手しているところがあるようです。将来には生成AIを搭載したロボットが登場するでしょう。そうなれば施設管理業務の多くが人の手から離れることになります。が、「生成AIは平気で嘘をつく」のだそうです。生成AIはインターネット上にある膨大な情報を使って(計算して)結果を導き出します。生成AIはインターネット上に存在しない情報は使うことが出来ないことから、持ち合わせの情報で適当な答え(平気に嘘)を導き出すのだと思います。
将来、施設管理業務にとって生成AIは有効な手段、道具になるでしょう。その時に生成AIに支配されることのない生成AIによる施設管理業務を人の手で構築することが大事だと思います。
東洋大学の生成AI活用研修会において、東洋大学INIAD-cHUB (情報連携学学術実業連携機構)の坂村健機構長は次のメッセージ(抜粋)を寄せています。
『AIを導入するだけでは真の変革は起こりません。現在のAIをより良く使いこなし、いわば「AIの良き上司」となるためには、人間側の教育と能力開発が必要不可欠です。AIで解くべき問題を見つけ、適切な指示を出し、結果を評価し、対話を通して最善の結果を得ることができる人材の育成こそが、AI時代の競争力の源泉となります。』
2025年4月1日
株式会社東洋大学ファシリティーズ
代表取締役 神林 新